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☆カーソルを近付けると写真が替わります

この看板が目印
☆レンガ風外観の素敵なお店
出来たて熱々のオムライスカレー
☆お薦めグラタン風カレー
 
こちらのスコーンはマスターの手作り
☆奥様お手製のシフォンケーキ
 
香り
香り高きラプサンスーチョン
 
日替わりパフェ!今日は抹茶アイスのパフェ
☆マスターの渡邉さん ダンディーです!

 


        
        
         § 紅茶専門店 アリエル §


4年半のアメリカ滞在中、手に入れるのに苦労したもののひとつが紅茶である。イギリスからの移民で始まったはずのアメリカ、伝統的な紅茶文化もいっしょに持ってこなかったのかと不思議に思っていた。美味しい紅茶を求めての紅茶行脚の顛末はNY便り#70紅茶の話にも書いたが、その中で触れた日本の忘れられないお店、紅茶専門店アリエルに久しぶりに伺った。

お店に入るなりマスターから『お帰りなさい、お待ちしてました』とうれしい言葉をいただく。前にアリエルに来ていた頃は静かに本を読んで過ごす客だったので、覚えていてくださったことを意外に思っていると、どうやらこれは父の仕業であったらしい。

私が帰国する前にアリエルを訪れ、『娘のHPを見て来ましてん。もうすぐニューヨークから帰ってきますねん。』と前宣伝をしたのだという。

昔からそういう父であった。子どもの頃に私が書いた作文が学級文集に載ると、何度も床の間の前に起立して読まされた。同じ文章を何度も聞きながらしごく機嫌がよかった。今もあのノリである。しかも負けず嫌いの食いしん坊であるから、娘が帰国一番訪れたい店として紹介したアリエルにワシもワシもと先回りしたのである。

そんな父を伴って出向いたのだが、当然その日は父の奢り。というわけでランチのカレーから食後のデザートへと躊躇なく進んだ。

マスターは以前と少しもお変わりなく、相変わらずダンディーでいらっしゃる。最近は大学を出られた息子さんもお店に入られたという。そんな大きなお子さんがいるとは思わなかったけど、ちょっと言わせてもらうと私も大学生の息子と夫婦に間違われたことがある。きっと紅茶飲みは若く見えるんだわと寝る前に紅茶をがぶ飲みしていると、素直な私とはちっとも似てない娘の冷ややかな視線を後頭部に感じた。

話を元に戻す。アリエルである。

そのアリエル、息子さんが入られてお店もなんだか若やいだような気がする。メニューも更に充実。この日、私はオムライスカレー、父はグラタン風カレーをオーダー、途中で取り替えてどちらも味わう。オムライスカレーは玉子の半熟度が申し分ない。グラタン風カレーもお店のお薦めどおりチーズとカレーのハーモニーが絶妙である。

紅茶はもちろん私はラプサン・スーチョン、父にはマスターお薦めのダージリン。日替わりの特製パフェシフォンケーキ、これも両方味わった。

満腹、満足、マスターと父にごちそうさまを言いつつ、せめて車の運転はわたくしが…と握ったハンドル、身をよじっての後方確認がちと苦しかった。

 

 


 

 

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